人を魅了する絹
女性の職人さんにもお話を伺うと、
「シルクは綺麗で、楽しい。見ているだけでワクワクします」
と笑顔で答えてくださいました。
シルクの美しさに魅了されてこの業界に携わる、そんな方もいらっしゃいました。
後継を考える
今後の後継者育成について近藤哲夫社長に伺いました。
「伝統工芸で食べていける人はごくわずか。
きちんと稼ぎたいと思うのが普通なので、沢山の人が入ってくれるのは難しい。
現実はきれいごとだけではないと思っています。」
伝統工芸やこれに関わる人材の維持・育成の現実はまだまだ厳しいと思い知らされます。
伝統工芸の未来を改めて考えていくきっかけとなりました。
継続していくことの難しさを知り、
永く続いてきた伝統文化を絶やさない努力を私たちが続けていくことが重要だと感じました。